日本語(にほんご)には漢字(かんじ)があります。外国人(がいこくじん)が日本語(にほんご)を勉強(べんきょう)するとき漢字(かんじ)がいちばん難しい(むずかしい)と言う(いう)人(ひと)が多い(おおい)です。漢字(かんじ)は難しい(むずかしい)から覚え(おぼえ)なくてもいいと言う(いう)人(ひと)もいます。

では、日本語(にほんご)を勉強(べんきょう)するとき漢字(かんじ)の勉強(べんきょう)は本当に(ほんとうに)必要(ひつよう)なのでしょうか。考え(かんがえ)てみたいと思い(おもい)ます。

漢字(かんじ)を知ら(しら)なくてもローマ字(ろーまじ)を知っ(しっ)ていれば日本(にほん)に行っ(いっ)ても大丈夫(だいじょうぶ)だと言う(いう)人(ひと)がいます。漢字(かんじ)の読み方(よみかた)がわからなかったら日本(にほん)人(じん)に聞い(きい)たらいいと言う(いう)のです。確か(たしか)に親切(しんせつ)な日本(にほん)人(じん)も多い(おおい)ので色々(いろいろ)教え(おしえ)てくれるかもしれません。日本語(にほんご)が苦手(にがて)な人(ひと)でも英語(えいご)で教え(おしえ)てくれることもあります。それに、今(いま)は日本語(にほんご)といっしょに英語(えいご)でも書い(かい)てある看板(かんばん)なども多い(おおい)です。

しかし、どの看板(かんばん)でも英語(えいご)やローマ字(ろーまじ)で書い(かい)てあるわけではありません。もちろん、雑誌(ざっし)や新聞(しんぶん)などは漢字(かんじ)で書い(かい)てあります。それにいつも誰(だれ)か聞く(きく)人(ひと)を探さ(さがさ)なければいけないのは大変(たいへん)です。近く(ちかく)に聞ける(きける)人(ひと)がいないかもしれません。それに漢字(かんじ)がわからないと、読む(よむ)ことができる日本(にほん)の本(ほん)や新聞(しんぶん)がほとんどありませんからつまらないと思い(おもい)ます。

確か(たしか)に、漢字(かんじ)を覚える(おぼえる)のは大変(たいへん)です。時間(じかん)がたくさんかかります。それに、漢字(かんじ)の勉強(べんきょう)を始め(はじめ)たばかりの人(ひと)がすぐに漢字(かんじ)を読める(よめる)ようになるわけではありません。日本(にほん)の新聞(しんぶん)などはたくさん漢字(かんじ)がありますから、読める(よめる)ようになるには時間(じかん)がかかるでしょう。

しかし、漢字(かんじ)を勉強(べんきょう)することは面白い(おもしろい)です。私(わたし)も初め(はじめ)は大変(たいへん)でしたが段々(だんだん)新しい(あたらしい)漢字(かんじ)を覚える(おぼえる)ことが楽しく(たのしく)なりました。そして、漢字(かんじ)はとてもきれいです。書道(しょどう)をしてみれば漢字(かんじ)がとても美しい(うつくしい)ことに気がつく(きがつく)はずです。特に(とくに)漢字(かんじ)とひらがなを混ぜ(まぜ)て書い(かい)たときとてもきれいです。そして、漢字(かんじ)は言葉(ことば)を覚える(おぼえる)のに役に立ち(やくにたち)ます。漢字(かんじ)の一つ(ひとつ)一つ(ひとつ)に意味(いみ)がありますから、漢字(かんじ)を覚え(おぼえ)たら知ら(しら)ない言葉(ことば)でも意味(いみ)を想像(そうぞう)することができるようになりました。そして言葉(ことば)が覚え(おぼえ)やすくなりました。

私(わたし)はまだ漢字(かんじ)を500ぐらいしか知り(しり)ません。でも少し(すこし)ずつ新聞(しんぶん)などが読める(よめる)ようになってきました。辞書(じしょ)を使い(つかい)ながらゆっくり読ん(よん)でいます。時間(じかん)がかかりますが、意味(いみ)がわかるととても嬉しい(うれしい)です。日本語(にほんご)でしかわからない色々(いろいろ)なことがわかると思い(おもい)ます。

ですから、私(わたし)は、日本語(にほんご)を勉強(べんきょう)する外国人(がいこくじん)はできるだけ漢字(かんじ)を勉強(べんきょう)したほうがいいと思い(おもい)ます。もちろん、あまり漢字(かんじ)が必要(ひつよう)ではない人(ひと)もいるかもしれません。でも、漢字(かんじ)が読める(よめる)ようになれば日本語(にほんご)の面白(おもしろ)さがもっとわかるようになると思い(おもい)ます。私(わたし)も新聞(しんぶん)が早く(はやく)読める(よめる)ように頑張っ(がんばっ)て覚える(おぼえる)つもりです。